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[message]【U.L. Merino X Cap 2025】
被っていないみたいと言われる蒸れない超軽量アウトドアキャップ!
① 高温多湿の環境でも蒸し暑く感じない、額の痒みも気にならいストレスフリーの1日中快適な被り心地!
② 被っていることを忘れるほど超軽く開放的で、3サイズで頭と一体化する極上のフィット感!
③ カッコ良さと機能性を両立したHikerのためアウトドアキャップ
雨や風に強くカッコ良い究極のアウトドアキャップ、それが U.L. Merino X Cap
進化したU.L. Merino X Cap
【U.L. Merino X Cap】は、旧モデルから製造段階での細かい部分を見直し改良しました。
強風に煽られても庇の形状をカッコ良く維持できるように、重さは殆ど変えずに、また、超軽く自分と一体化するようなストレスのない極上な被り心地を、より個々に体感して頂くために、キャップのサイズを増やしS・M・Lの3サイズにし改良致しました。
普段使いにも合わせやすい全4色に!
雨風に強く耐久性に優れるX-Pac®︎の庇でカッコ良く
X-Pac®は、セイルクロス製造の世界的リーダー、米・Dimenshon-Polyant社がより良いヨットの帆のために開発した生地で、優れた強度重量比と防水性により、非常に耐久性がある生地です。
100%防水生地X-Pac®︎を使い雨に強く乾きやすい庇
このX-Pac®の生地にこだわったのは、その防水性と耐久性、そして重量比です。
悪天候のハイキングでレインウェアのフード下に被るキャップの庇が出ても、X-Pac®の生地なら雨に濡れても気にならず、保水しないため乾きやすく、重量に対する耐久性も優れているため、アウトドアで使うキャップの庇にはとっても相性が良い素材です。
しかし、旧モデルの【U.L. Merino X Cap】では、軽量化にこだわるために通常は庇の中に入っている芯材などの素材を極力省いた生地だけの張りと硬さで、量産時に安定したクオリティで生産して頂くことはとても難しいことでした。
帽子メーカー様から出来上がり納品されても、そのクオリティーに納得がいかず送り返すことを何度繰り返したか分からないほどでした。
それでも諦めずにこのX-Pac®の生地を使い、独自性のある魅力的なキャップを作りたいと思いました。
帽子メーカー様の担当者様と相談し、今回、その庇の作りを変更し、芯素材を使わずに雨で濡れても問題ない樹脂で上下の生地を接着し、適度な張りと硬さを出すことで、安定したクオリティーで庇を生産できる様になりました。
重さもほぼ変わらず形状が安定し、よりカッコ良い庇になりました。
実際に悪天候続きの北アルプス縦走や、強風下の登山でフィールドテストを繰り返し行い、全く問題なく庇の形状を保持でき、自信を持って安定したカッコ良さを提供できるキャップに仕上がったことが確認できました。
※ 本製品での防水試験は行っておらず、X-Pac®素材の特徴となります。
最大瞬間風速13m/sに耐えるフレキシブルな庇
軽量化するために芯材を省いたX-Pac®の庇は、庇の形状を維持しながらもフレキシブルにしなって曲がるため、風を逃して飛ばされにくい構造になっています。
※ 画像は旧モデルになります。
※ YAMATOMO.FUNのフィールドテストにて実際に計測。使用環境により、耐久風速が異なる場合がございます。13m/sはあくまで目安となります。
メリノウールの生地で縫製したキャップとの違い
メリノウールの生地で縫製したキャップと、【U.L. Merino X Cap】は、同じメリノウールですが、実は大きく違います。
【U.L. Merino X Cap】は、メリノウールの糸を80%、キャップの形を形成するために必要なサーモの糸を20%で編み上げ、編み上がったニット上の本体に熱をかけてキャップの形に形成します。
なので、生地ほど緻密ではなく、ニットの様に小さい隙間があり、その隙間がメッシュのようにより通気を良くしてくれます。
そのため、灼熱のように暑い高温の日や、湿度が高く蒸し暑い日に、1日中被っていても抜けが良く頭が蒸し暑く感じません。
※ 感じ方には個人差があるためご了承ください。
こだわりのSDGsな素材、メリノウールの本体
キャップ本体には、優れた調湿性、保温性、通気性、防臭性がある天然繊維であるメリノウールの糸を80%使用し、残りの20%はキャップの形を形成するために必要なサーモのポリエステル糸を使用しています。この配合を微調整することで、超軽く優しく頭にフィットする極上の一体感が、被っていることを忘れるほどストレスがない被り心地に仕上がりました。
メリノウールは、体温の変化に反応し、暑い時は涼しく、寒い時は温かく、快適に保ちます。高い防臭性があるのも大きな特徴です。
メリノウールは持続可能なSDGsの素材と言えます。
肌に優しく痒くならない天然素材の汗取り
キャップの内側の汗取り部分には、肌に直接当たる部分なので肌触りや感触を重視し化繊は避け、天然素材の綿と麻の混合生地であるローン(生地の種類)を使っています。ローンは、細い番手の糸の平織で柔らかく滑らかな肌触りが特徴です。
長時間肌に当たっていても天然繊維の綿と麻で、かぶれにくく、痒みが気にならないストレスフリーな汗取りです。菌が繁殖しにくいと言われている麻を含んでおり、濡れても乾きやすい素材です。
あなたにあうカッコ良く被れるサイズが見つかる
極上のフィット感と、キャップの基本的なデザインとバランスの良い形状を極力崩さず【U.L. Merino X Cap】を楽しんで頂きたいため、S・M・Lの3サイズの展開ですので、あなたに合うサイズが見つかります。
キャップのデザインとバランスの良い形状を保持するために、各サイズとも、Rの数値より+(プラス)2cm、ー(マイナス)2cmの範囲で調節して頂くことをお勧め致します。
※ R = Round(ラウンド/頭囲)、H = High(高さ)
サイズ調節用ストラップをキャップの中にスッキリ収納
旧モデルは、サイズ調節用のストラップは収納できず、そのまま出ていましたが、長いまま出ていると邪魔になることもあるため、キャップ本体の中に収納できるように改良致しました。
また、後ろのストラップには庇と同じ色のX-Pac®を使用し、お洒落にデザイン。
ヘルメットやニット帽も上から違和感なく被れる
【U.L. Merino X Cap】は、頭に優しくフィットするため、【U.L. Merino X Cap】の上にヘルメットやニット帽を被っても違和感がなく、お手持ちのニット帽に庇を備えることができます。
※ 下記3枚の画像は旧モデルですので、現在のモデルの色とは異なります。
普段使いにも合わせやすい全4色
▶︎Black Bear
まるで熊の毛のように斑らなチャコールグレーの本体と、黒い庇のBlack Bear。
▶︎Cloud Gray
明るいグレーの本体と、やや暗いグレーの庇から良いお天気や悪いお天気の色々な曇を連想させるCloue Gray。
▶︎Coyote Beige
山でも街でも合わせやすいベージュの本体と、X-Pac®でも人気の狐色でCoyote Beige。
▶︎Green Forest
まるで麦わら帽子のような色合いの本体と、深い森を連想させるような濃いグリーンの庇でGreen Forest。
スペック
● 商品名
U.L. Merino X Cap (ウルトラライト メリノ エックス キャップ)
● 素材
本体:メリノウール80%、ポリエステル20%
庇(ひさし):X-Pac® ナイロン60%、ポリエステル40%
汗取り:ローン 綿95%、ラミー5%
● サイズ
3サイズ
・S:R:約56cm、H:約17cm
・M:R:約58cm、H:約17.5cm
・L:R:約60cm、H:約18cm
・庇(ひさし)の長さ:約7.0cm、幅:約18.5cm
● 種類/色
全4色
・Black Bear:X-Pac® VX03
・Cloud Gray:X-Pac® VX07
・Coyote Beige:X-Pac® VX21
・Green Forest:X-Pac® VX21
● 重量
約40〜50g(素材やサイズにより個体差があります。)
● 生産国
インドネシア
使用上の注意
洗濯表示
洗濯上の注意
・洗いからすすぎまで5分程度で、水温はできるだけ30℃以下で、洗剤は蛍光剤の入ってない中性洗剤を水に溶かし、手で押し洗いか撫で洗いをしてください。
・洗剤の残りやぬめりが無いよう、良くすすいでください。
・仕上げに柔軟剤を水に溶かしメリノウールの本体部分に含ませ、タオルで水気を取り陰干ししてください。
・洗濯機、脱水、タンブラー乾燥はしないで下さい。
・濡れたまま長時間放置しないでください。
U.L. Merino X Cap開発ストーリー
これまで様々なメーカーのCapを使ってみたり、好みの機能的なCapを探してきましたが、なかなかこれという理想のCapに出会えず、どれも開発者にとっては一長一短。
この【U.L. Merino X Cap】の旧モデルのサンプルができるまでは、登山やハイキングでいつも某人気大手メーカーの既製品のCapを被っていました。デザインは好きだったのですが、もう少し気に入った色や素材があるといいのにとずっと思っていました。
いっそのこと欲しいと思う機能的でカッコ良いCapを自分で作れないだろうかと思ったのが、この【U.L. Merino X Cap】の旧モデルの試作の始まりでした。
欲しかったのは、夏でも被れるメリノウールのCap。メリノウールの生地で縫製すると保温性が優位になり夏には向かないので、いつも被っているCapからヒントを得て、ケフィアの帽子や麦わら帽子などのようにメリノウールの糸で編んだらどうだろうかと考えました。
庇(ひさし)の部分は防水性のある生地にしたいと考えていたので、その頃巷で人気を博してきたX-Pac®(X-Pac®はDimension-Polyant社の登録商標です。)かDyneema®︎(Dyneema®︎(ダイニーマ®︎)はDSM株式会社の商標登録です。)を候補にあげ、色のバリエーションが多く見た目のテクスチャの良さからX-Pac®に決めました。
素材が決まったところで、Capの製作にあたりメーカーを探すところから始まり、何社目かに問い合わせた帽子メーカー様が、私も愛用している人気ブランドのCapを手がていることが分かり、これはご縁があるのではないかと思い、最初の試作サンプルをお願いしました。
希望の素材についても相談に応じて頂けて、出来上がった試作サンプルを実際に山で使い、トライ&エラーを繰り返し、サンプルを何度も作り直したり、細かい修正を何度も繰り返し、時には自分で解体して自分で縫製してみたりしながら、やっと納得のいく【 U.L. Merino X Cap 】が出来上がりました。
気がつけばこの旧モデルを試作しクラウドファンディングで初めて予約販売を開始できるようになるまで1年半以上もかかりましたが、お陰様でとても気に入った自信作のCapを作ることが出来ました!
と思ったのですが、いざ、旧モデルのクルドファンディングのリターンプロダクトの量産をお願いすると、その出来上がりのクオリティに納得がいかず、何度も協議しながら作り直して頂き、本当に何度返品したことか分からないくらいでしたが、縫製技術の限界を超えながらも最後まで対応して頂き、本当に感謝しています。しかし、思いのほか素材による縫製の難しさが浮き彫りになり、今後同じコストでの量産は難しいという結論に。
一方で、どうしても諦めきれず、コストは変えずに量産のクオリティーを上げて、理想の【U.L. Merino X Cap】を製作する方法はないのか、様々な帽子メーカー様に問い合わせ模索しました。
そしてやっと辿り着いたのが【U.L. Merino X Cap】を現在お願いしている帽子メーカー様です。
旧モデルの【U.L. Merino X Cap】の難しかった点などを共有し協議しながら、サンプルをお願いし、出来上がってきた時のクオリティーの良さに驚くほどでした。
これならば納得のいくクオリティーで量産が可能ということが分かり、やっと念願の自信作の【U.L. Merino X Cap】をお届けできるようになりました。
ぜひ、登山やハイキング、キャンプなど様々なアウトドアのフィールドはもちろん、野外での活動や日常でも、【U.L. Merino X Cap】の被り心地の良さとその機能性を味わって頂けますと幸いです。
今後は、色や違う素材などで展開を増やしていければと考えています。